ドコモ、auが「2年縛り自動更新」を廃止へ
KDDI(au)とNTTドコモが、2年間の継続契約を条件に基本料金を割引にする、いわゆる「2年縛り」について、2年経過後に自動更新されない新料金体系を検討中であることが発表されました。NTTドコモな今夏にも導入予定だそうです。
「2年縛り」が廃止!ユーザーが自由にキャリアを選択できる時代に
これまでユーザーの囲い込みを狙った「2年縛り」という2年間継続利用することを条件に基本料金を割引するという料金体系が一般的でしたが、多くの問題を抱えていました。
2年間の契約期間が過ぎた後も契約期間が自動更新されることや、解約に約1万円程度の違約金が必要となる問題でトラブルが続出。総務省は昨年7月にドコモ、au、ソフトバンクの大手3社に対して改善を求める方針を固めています。
今回、auは「2年縛り」の自動更新を廃止、3年目以降いつでも違約金なしで解約できるプランを料金体系も含めて来年度に導入できるように検討していると発表。
ドコモは今夏にも新料金体型を導入。し、来の基本料金の割引額が大きい「2年縛りプラン」と、契約期間が2年経過した後は、違約金は発生せずにいつ でも解約できる新たな「自動更新なしの2年縛りプラン」となる方針で、新プランは従来と比較して毎月数百円程度高くなるようです。
ソフトバンクも追従?今年は格安SIMの時代がやってくるか?
au、ドコモの2社が「2年縛り」の自動更新を2016年の早い時期に廃止する方針が発表されたということは、ソフトバンクも自動更新廃止になることは間違いないです。
最近では大手3社ではなく、mineoやIIJmio、NifMoなど格安SIMと呼ばれる「MVNO」を利用するユーザーも増えてきています。総 務省が発表している「モバイル創生プラン」では2016年中にMVNOの契約数を約1,500万件にまで増やしていく方針です。
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